WISH私たちの思い

私たちの思い

35年の社歴を振り返り、今思うこと

過去があって現在があり、
現在があって未来がある。

最近強く思うことが、今までの技術と新しい技術を融合させることの大切さです。
お客様のIT資産は、規模が大きければ大きいほど、また社歴が長ければ長いほど、現在のIT資産と、新しいIT資産が密接に関連します。そのような仕事を担当する際に、現状のIT資産と新しいIT資産の両方について理解し、最適な方法を提案でき、実現していけることが重要になってきます。

「いままでのもの」+「これからのもの」=「技術の融合」=「お客様にとっての価値」

当社は長い社歴の中で培った「現在(今まで)の技術」を大切にしながらも、常に「3年先の未来」を考え、「新技術」に取り組み、やがて時代が到来したときに、お客様からの期待をしっかりと受け止める準備をしています。
それが当社がミッションとして掲げている、「常に新しい技術を求める」、「お客様満足を第一に考える」、「ITを通じて、広く社会に貢献する」という言葉の実践だと確信しています。
そして、それらを実現しようと目標を定め、努力し、達成していくことが、エンジニアとしての「人生を豊かに」していくことや、「エリアNo.1」に繋がっていくと考えています。

それでは、設立から現在に至る当社の歴史を
「4つの事業ドメインとCSR活動」に沿って、時系列で説明させていただきます。

事業ドメイン1

会社の始まり(1988年)から取り組んで、今でも続いていること

DEVELOPMENT[ システム開発・インフラ構築 ]

設立以来、当社が歩んできた以下の「5つの経験」が、現在の大きな資産となっています。

1つ目は、下請けではありましたが、請負中心の仕事を責任を持って担当させていただいたことです。おかげさまで、当社の企業規模にしては、大規模な、また全国展開のプロジェクトに関わらせていただき、IT企業としての力をつけさせていただきました。

2つ目は、多くの業種のお客様に関わらせていただいたことです。全ての業種を網羅しているわけではありませんが、農業、電力、官公庁、自治体、システムサポ−ト、輸送、通信、文教、国保、ホテルなど、広範な業務知識をもったエンジニアが育ちましたまた、サポート範囲も日本全国にわたり、幅広い経験を積み重ねました。

3つ目は、ITベンダーのパッケージソフトの開発に多く関わらせていただいたことです。仕様の検討、市場要求への理解、迅速な現場対応などで、貴重な経験を積ませていただきました。おかげさまで、パッケージビジネスの一端を理解することができました。

4つ目は、当社程度の企業には珍しく、ITインフラの仕事にも関わらせていただいたことです(1995年〜)。そこでも、大規模なシステムの設計、構築、運用に携わり、力を蓄えることができました。ITシステムは、インフラとアプリ、両方が揃わないと動きません。その両輪を社内に持ったことは大きかったですし、その後の事業展開の選択肢が広がりました。

5つ目は、ITメーカーのQ&A業務に携わっていることです。フィールドエンジニアの担当業務は幅広く、個々の技術については専門的にサポートするQ&A窓口が頼りです。そういうITの現場をサポートする役割を、今までも、これからも担っていきます。

これらの長年の多方面の経験によって、お客様のITシステム構築するのに必要な技術、経験を社内に蓄えることができました。

これらの実績の結果、お得意様のひとつである富士通グループ様からは「コアパートナー」に認定いただいております。

この最初の事業ドメインが、現在でも会社の基盤を支えています。

CSR活動

第1の転機(設立20年目:2007年のこと)

コミュニティ活動・各種団体活動・CSR活動

コミュニティへの参加

設立から20年を経過した頃、時代は転機を迎えつつありましたオープンソースソフトウェアという、いわゆる「メーカー品」ではないソフトウェアが企業でも活発に使われるようになり始めました。これらオープンソースは、コミュニティというものを主体に維持、改良され、その技術習得の場も、コミュニティ主体です。

時を同じくして、東京のベンチャー企業の経営者やエンジニアたちが、Rubyコミュニティを福岡で設立するということで、福岡に定期的に訪れるようになりました。そして、RBC(Ruby・Business・Commons)というコミュニティが2007年7月に福岡で設立されました。

全くといっていいほど、コミュニティ活動の経験がなく、五里霧中での参加でしたが、次第に雰囲気もつかめていきました。その中で、IT界のトップランナーたちの仕事に対する情熱、考え方、努力、挑戦力、企画力などを知るにつけ、何とか彼らに少しでも近づいてきたいと心から思うようになりました。

各種団体活動への参加

世界が広くなったことで、活躍の場も以下のとおり広がっていきました。

 

【加入・協賛団体】

  • 一般社団法人 福岡県情報サービス産業協会(FISA)
  • 一般社団法人 熊本県情報サービス産業協会(KISIA)
  • 富士通系ソフトウェア業グループ(FSA)
  • 福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議
  • 特定非営利活動法人 Ruby ビジネス・コモンズ(RBC)
  • 一般社団法人 福岡中小企業経営者協会
  • 一般社団法人 クラウド利用促進機構(CUPA)
  • 盛和塾福岡
  • 特定非営利活動法人 軽量Rubyフォーラム
  • 福岡ITコーディネータ推進協議会
  • 特定非営利活動法人 AIP

CSR 企業の社会的責任ページへ

CSR活動(企業の社会的貢献)への取り組み

ITが身近になったといっても、まだまだ一般の方には距離があるものです。

私たちITに関わる者たちが、地道なそして継続的な活動を通じて、様々な情報や技術を地域の方々にお伝えしていくことは重要です。

私たちは「一般社団法人 福岡県情報サービス産業協会(FISA)」の「ビジネス開発委員会」のコアメンバーとして、2012年の8月に「ふくおかクラウドアライアンス」という活動の発足に関わりました。

この団体は、地域のIT団体や、ユーザ団体(福岡商工会議所様、一社 福岡中小企業経営者協会様、公財 福岡県中小企業振興センター様、福岡県商工会連合会様等)向けに、無償セミナー等を数多く手がけています。

 ※2023年11月時点:延べ1万名様」受講(2012年8月〜)

私たちは、今後もこのCSR活動を通じて、地域のIT力向上に貢献していきます

事業ドメイン2

第2の転機(設立22年目:2009年のこと)

APPLICATION[ Webアプリ、モバイルアプリ ]

Web・モバイル関係の新事業を起こしたのが2009年7月です。

コミュニティから得た多くの知識や技術、そして新しい仲間たちとの出会いで、今までの会社の幅を超えて、Web・モバイル系の仕事へのチャレンジを始めることができました。

新規事業は、すぐにうまくいくものではありませんが、「従来事業」と「新規事業」の両輪が協調して回っていくことで、会社というものは継続的に発展していく、ということを実感し始めた時期でもありました。

おかげさまで、この事業ドメインでは、新しいジャンルのお客様との取引を始めさせていただきました。

※写真の「福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センターOffice」は、2018年6月を以て退去しました。

事業ドメイン3

ふたつ目の新規事業(設立26年目:2013年のこと)

CLOUD INTEGRATION
[ 自社クラウドサービス FL.OPS

クラウド関係のコミュニティにも2010年から参加しました。その活動を通じて、九州にも必ずクラウドの波が来ると確信し、2013年に、当社の3つ目の事業ドメインである「クラウドインテグレーション」事業を開始し、同11月には自社サービスの「FL.OPS(フル・オップス)」を立ち上げました。

この事業では、当社Visionでのひとつである「エリアNo.1」をふたつ達成しています(2016年6月時点)。
ひとつ目は、日本マイクロソフト様からの「九州初のクラウド・ソリューション・パートナー認定」です。
ふたつ目は「マルチクラウドパートナー(主要5社)」に対応できたこと。

これらの「エリアNo.1」を大事にして、地域のクラウドコンピューティングの担い手として、これからも活動していきます。

 

fl.ops 

事業ドメイン4

近未来を見据えて(設立28年目:2015年~)

新技術[ IoT・AI]
 

To the Next Stage!というスローガンのもと「第7次3か年計画(第27期:2014年7月〜第29期:2017年6月)」を策定しましたが、策定にあたっては、各種IT系白書・情報などを全員で確認し、これから進むべき方向性を見定め、新技術への取り組みを開始しました。

そして、To the Next Stage! 2というスローガンのもとスタートした「第8次3か年計画(第30期:2017年7月〜第32期:2020年6月)で取り組んだ新技術は「IoT、AI」などです。これらは独立した技術ではなく、様々なシステムと連携することで力を発揮し、お客様に価値をもたらします。

IoTに関しては「IoTビジネス先進事例集」を、福岡県 Ruby・コンテンツビジネス振興会議様からの委託により、一般社団法人福岡県情報サービス産業協会:ビジネス開発委員長(弊社森)として、作成しました。

※資料のDL先はこちら
http://www.digitalfukuoka.jp/topics/97?locale=ja

[最新情報]
  AI:
画像認識、画像加工処理
  RPA:UiPath関連
  ノーコード開発:PowerAutomate(Microsoft)

 

今までも、そしてこれからも

私たちは、「第9次3か年計画(第33期:2020年7月〜第35期:2023年6月)」を2023年6月に終え、
7月から「第10次3か年計画(第36期:2023年7月〜第38期:2026年6月)」をスタートしました。
生成AIという時代背景も見据えて、新しい時代のIT活用に寄与すべく事業を展開してまいります。

当社の歴史を振り返るに、私たちを取り巻く方々(お客様、社員、パートナー、仲間たち)との良好な関係や連携や交流が、私たちの事業に幅をもたらしてくれています

ハーバード大学の「75年にわたる人生の幸せに関する研究」では、「健康で素晴らしい人生は、広範な、そして暖かな人間関係によってもたらされる」とありました。会社も同じだと思います。

当社が進む道には、必ず志を同じくする方々がいます。そういう方々と共に、今までも、これからも「ITが仕事・社会・人にもたらす価値」を信じ、経営を続けてまいります。

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